コンドームの外れに気づいた状況を伝える
「途中で外れた」とはっきり分かる場合もあれば、終わった後に初めて気づく場合もあります。確認していない時点を推測で決める必要はありません。
| 気づいた場面 | 伝えること | 不明ならそのまま伝えること |
|---|---|---|
| 行為の途中 | ずれや外れを確認した場面 | いつからその状態だったか |
| 抜くとき | 抜く前後に確認できた状態 | その前から外れていたか |
| 終わった後 | 見つかった場所、確認した状態 | 外れた時刻、漏れの有無 |
| 腟内に残っている | 取り出せているか、症状があるか | 中の状態を無理に確かめない |
コンドームの位置やずれ方だけで、今回の妊娠の可能性は判断できません。確認した状態を伝え、不明な点は不明と説明してください。
腟内に残っている場合は取り出すことも相談する

取り出せない、残っているか不安、痛みや出血がある場合は医療機関へ相談してください。受診先へは異物が残っている可能性も伝えます。自分で器具を入れるなど、無理な操作は避けてください。
取り出せたとしても、妊娠や性感染症についての心配が解消したとは限りません。取り出すための診察が必要かに加え、緊急避妊についても相談してください。取り出せた時刻と状態もメモしておくと、説明しやすくなります。
痛みなどがあれば緊急避妊薬だけの相談で終えない
薬局へ連絡する場合も、痛みや出血、残っている可能性などを伝えてください。店頭で薬の相談ができることと、診察や処置を受けられることは別です。医療機関を案内された場合はその指示に従って相談します。
痛みや出血があるときはその程度や始まった時刻も受診先へ伝えてください。この記事だけで緊急性を判断しないようにします。
外れた・ずれた場合は緊急避妊について相談できる
レソエル72の製品案内ではコンドームが外れた、腟内に残った場合などを確実な避妊ができなかった場面に挙げています。薬を使えるかを自分で決めるのではなく、行為の日時と状況を伝えて確認を受けてください。製品FAQに説明があります。
同製品は行為後72時間以内に、なるべく早く服用する薬です。72時間を超えた場合には医療機関の受診を案内しています。外れた時刻が曖昧なら、そのことも含めて医療者へ伝えます。
射精の有無だけで相談しなくてよいと決めない
射精の前だったと思う、液体が見えなかった、ずれたのは少しだけだった。そうした情報も相談で伝えられますが、一つの条件だけで今回の結果を確定することはできません。
質問に答えれば安全と判定できるような自己診断に頼らず、観察した事実を共有してください。使用中の薬や治療中の病気も、確認に必要です。
薬局へ電話するときの短い説明
コンドームが外れたため、緊急避妊薬について相談したいです。行為は○月○日の○時ごろです。外れた時点は分かりません。今日、相談できる時間はありますか。
腟内に残っている場合や症状がある場合は続けて伝えます。薬局には当日の在庫と対応できる薬剤師の勤務時刻、医療機関には診察可能な時刻を確認します。
薬局へ向かう前に到着予定時刻を伝え、その時刻に対応できるか確かめてください。詳しい聞き方は薬局への電話の会話例にまとめています。
夜間・日曜祝日は今の対応を確かめる
夜まで営業する店でも、緊急避妊薬の販売対応時刻が異なる場合があります。日曜と祝日の営業も同じとは限りません。掲載情報で候補を探し、今日の到着予定時刻に相談できるかを尋ねてください。
地域・駅から薬局を探す場合は自宅の近くに限らず、今日行ける近隣駅も候補になります。取扱店舗が見つかっても、在庫と当日の対応は別に確認します。
店頭購入は本人が確認を受ける

ノルレボの店頭購入では本人が薬剤師の確認を受け、購入後にその場で服用します。パートナーが代わりに買ってきたり、薬だけ持ち帰ったりする方法は選べません。公式の購入案内を確認してください。
話しにくければ「周囲に聞こえにくいところで相談したいです」と先に伝えます。最初の用件を画面で見せる方法もあります。相談する薬剤師には服用の確認に必要な情報を正確に伝えます。
服用後の妊娠確認と次回の避妊
薬を使った後も、結果の確認が必要です。ノルレボでは服用した日の3週間後に、妊娠検査薬または受診で妊娠の有無を確認する案内があります。体調や出血の有無だけで結果を判断しないでください。
今回の相談を進めた後は今後の装着方法も見直せます。サイズ、装着、抜く際の扱いなどは使用する製品の説明で確認します。東京都の避妊具の使い方も参照できます。
コンドームが中に残る原因
サイズが合っていない、装着が十分でない、抜くときにずれたなど、複数の要因を考えます。ただし、原因を一つに特定してから相談する必要はありません。途中からずれたのか、抜いた後に外れていたのかなど、確認した場面を伝えます。
国立病院機構大阪医療センターの資料にはサイズや摩擦、装着方法の確認が示されています。次回の対策は使用する製品の説明でも確かめてください。医療センターの資料を参照できます。
中に残ったコンドームへの対応と無理に取り出さないための注意
入口近くに見え、痛みなく指でつかめる範囲なら、清潔な手で無理なく取り出せる場合があります。奥まで指を入れて探る、何度も試す、器具を使うといった方法は避けてください。取れない、残っているか分からない、痛みや出血がある場合は産婦人科へ相談します。医療機関の説明を参照できます。
強い痛み、多量の出血、発熱、においの変化などがあれば、その症状も受診先へ伝えます。取り出せても、妊娠や感染についての相談が不要になるわけではありません。
コンドームの外れ・破れがあった場合の妊娠の可能性
確実な避妊ができなかった可能性があるため、日時と状況を伝えて相談します。妊娠するかどうかや今回の確率は外れた位置や射精の有無だけでは決められません。WHOもコンドームの破れ・外れ・誤使用を緊急避妊の相談に関わる状況として挙げています。WHOの説明を確認できます。
緊急避妊の相談と服用後に必要な避妊
すでに起きた行為については緊急避妊を使えるかを薬剤師や医師に相談します。腟内を洗う、排尿する、コンドームを取り出すだけで、今回の妊娠を防げると考えないでください。薬局に連絡する場合は在庫、対応薬剤師、到着時刻を確認します。
今後の行為では新しいコンドームを正しく使い、継続的な避妊法を希望する場合は医療者へ相談します。緊急避妊薬を飲んでも、その後の行為にまで避妊効果を保証するものではありません。ノルレボの使用者向け説明にも、服用後の避妊が必要とされています。
服用後の出血だけで妊娠の有無を判断しない
出血だけでは判断できません。服用後に月経や出血の状態が変わることがあり、ノルレボの説明には不正性器出血や月経異常が記載されています。いつもと違う出血や腹痛があれば、医師や薬剤師へ相談してください。製品情報を確認できます。
服用後の確認日は薬の説明に従って予定に入れます。出血したので検査は不要、症状がないので成功した、と自分だけで結論を出さないようにします。性感染症への不安も、妊娠の確認とは別に医療機関へ伝えてください。
外れた・ずれた後によくある質問
外れていたのかずれただけなのか分からなくても相談できますか?
見たときの状態を伝えてください。「先端だけ残っていた」「終わった後に別の場所にあった」など、分かることから説明できます。無理に医学的な分類や妊娠確率へ置き換える必要はありません。
取り出せたら緊急避妊の相談は不要ですか?
取り出せても避妊できていたとは限りません。行為の日時と外れた状態、取り出せたことをまとめて伝え、必要な対応を相談してください。
数日後に気づいた場合も相談できますか?
行為の日時と経過時間を医療機関に伝えます。薬局で販売する製品の時間条件を過ぎているからと、自分で相談を打ち切らないでください。厚生労働省の案内からも相談先を確認できます。
外れた時刻が分からなくても相談できる
いつ外れたかを突き止めるまで待つ必要はありません。行為の日時、見たときの状態、症状の有無を伝え、相談先の案内を受けてください。腟内に残っているか、症状があるかも併せて伝え、受診が必要か相談してください。
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